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CSL Limited(オーストラリア証券取引所:CSL、米国店頭市場:CSLLY)は本日(2026年2月11日)、2025年12月31日を期末とする6か月間のNPATAが19億米ドル1,2となり、7%減少1したと発表しました。一時的なリストラ費用と減損損失を計上した後、税引後純利益は4億100万米ドル1となり、為替変動の影響を除いたベースで81%減少3しました。営業活動によるキャッシュフローは13億ドルでした。
CSLの最高財務責任者であるケン・リムは次のように述べています。「当社が業績に満足していないことは明らかであり、今後のより力強い成長を推進するために多くの取り組みを実施しています。当社の上半期の業績は、政府の政策変更、一時的なリストラ費用、減損損失など、多くの要因によって悪影響も受けました。下半期は、免疫グロブリン(Ig)、アルブミン、当社の新製品が牽引する成長計画を意欲的に進めていきます。」
「当社はこれまで、より広範な変革戦略を推進し、コスト効率化に向けた取り組みで大きな進展を遂げ、事業基盤を強化しました。また、VarmXとの戦略的提携を含む成長機会に投資しました。これにより、成長、収益性、株主還元の向上を実現できると見込んでいます。」
当社の強力なキャッシュフローとバランスシートにより、自社株買いプログラムを5億米ドルから7億5,000万米ドルに拡大することが可能になりました。
当社は、2026年度の業績予想として、為替変動の影響を除き、一時的なリストラ費用および減損を除いた上で、約2~3%の収益成長と4~7%のNPATA成長を維持します。
変革への取り組み
事業の簡素化、効率性の向上、将来の成長を実現するための施策の実施において、大きな進展が見られました。
当社は、2026年度の目標コスト削減額の約60%をすでに達成しています。これは、研究開発の固定費およびインフラ支出の削減のほか、CSLベーリングとCSLビフォーのコマーシャルチームとメディカルチームの統合により、人員とプロジェクトにおける重複を排除したことによって推進されました。
前述のように、2026年度の一時的なリストラ費用は7億ドルから7億7,000万ドルの範囲になると予想されており、その約3分の2が上半期に認識され、2028年度までには年間5億ドルから5億5,000万ドルの税引前コスト削減が見込まれています。
当社は、血液凝固の回復に役立つ可能性のある新規治療法のために、オランダのバイオテクノロジー企業であるVarmX社との戦略的提携を含む、優先度の高い成長機会に投資しました。
CSLは、Horizon 2プログラムを含む、米国内の血漿製造拠点の拡大に向けて約15億ドルを投じる意向を発表しました。
こうした活動は、患者さんおよび株主のために持続可能で長期的な価値を提供することを目指す、CSLのイノベーションへのコミットメントを象徴しています。
資産の減損
2026年度には、リストラ関連以外の税引後減損損失が合計で約11億ドル1計上される予定で、そのほぼすべてが上半期であると認識されています。
この税引後減損損失は、主にCSL ビフォーおよびCSL セキーラスの知的財産に関連する無形資産に伴う8億4,300万ドル1で構成されていました。CSL ビフォーの減損は、主にVENOFER®に関連しており、上半期におけるジェネリック医薬品の競合参入による将来の売上予測の減少に続くものです。CSL セキーラスの減損は、sa-mRNAワクチン技術のライセンス契約に関連しており、COVIDの疾病負担の減少と、いちだんと厳しくなった米国の規制要件によるものです。
当グループはまた、有形固定資産に関連して1億7,000万ドルの税引後減損を認識しました。これは、米国におけるHorizon 2プログラムの加速により発生し、その結果、特定の既存の製造資産が余剰になりました。
業績
CSL ベーリング
総収入は55億ドルで、前年同期比7%減3でした。免疫グロブリン製品の売上は30億ドルで、6%減少3し、ピリヴィジェン®およびハイゼントラ®の両剤が6%減少3しました。これは主に、メディケア・パートD改革の影響および前年同期の好調な実績との比較によるものです。一方、直近期間(2025年6月30日までの6か月間)との比較では、免疫グロブリン売上高は3%の成長を示しました。
アルブミン製剤の売上は4億9,400万ドルで、中国における政策変更の実施により27%減少3しました。
血友病治療薬の売上は7億4,600万ドルで、安定していました。イデルビオン®は1%の成長3を達成し、一方でHEMGENIX®の米国および欧州での売上は16%の力強い成長3を継続しました。
ケイセントラ®は、競合により18%減少3しました。
アナエブリ®は、FDAの承認を受け、2025年度に発売された後、好調な売上を記録しました。現在、1,000人以上の患者さんがこの治療法を利用しています。
CSL セキーラス
総売上高は16億米ドルで、前年度に計上された鳥インフルエンザ流行に伴う非経常的収益の反動により、2%の減少となりました。米国の予防接種率が低下したにもかかわらず、世界の季節性インフルエンザによる売上は1%増加3しました。当社は市場シェア獲得の実績を継続し、主要な顧客セグメントおよび市場で好調な業績を上げました。
FLUAD®の売上は8億9,500万ドルで、ドイツとフランスでの発売が成功し、6%増加3しました。FLUCELVAX®の売上は4億6,600万ドルで、1%減少3しました。
2025年12月、当社は、革新的なワクチンへの当社のコミットメント強化に向けて、メルボルンのタラマリンに10億豪ドルの細胞ベースのワクチン製造施設を新たに開設しました。
CSL ビフォー
総収益は12億ドルで、12%増加3しました。腎臓領域の成長が業績を牽引し、後発医薬品との競合による鉄製剤の減少を一部相殺し、業績は好調でした。
財務状況
CSLのバランスシートは良好な状態を維持しています。純資産は205億ドル、レバレッジ4は2.0倍となっています。
見通し7(2026年度為替レート)
当社は、下半期に向けて意欲的な成長計画を策定しており、2026年度の業績予想として、為替変動の影響を除き、一時的なリストラ費用および減損を除いた上で、約2~3%の収益成長と4~7%のNPATA成長を維持します。
CSL ベーリングについては、下半期の成長は、免疫グロブリン(Ig)、アルブミン、新発売の製品によって牽引されると見ています。
CSL セキーラスは、世界のインフルエンザ事業の通常の季節性、および2025年度の鳥インフルエンザの発生による非経常的な収益のため、下半期の業績は低下すると予想しています。
CSL ビフォーの業績は、鉄製剤における後発医薬品との競合により、引き続き悪影響を受ける見込みです。
CSLは引き続き変革プログラムに注力し、将来の成長を実現するための体制を整えていきます。2026年度における当社の財務予測を作成するにあたり、業績予想に大きな影響を及ぼしうるいくつかの主要な変数を特定し、これらについては脚注に記載しました。7
グループ業績
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12月を期末とする半期 |
2024年12月 報告値 |
2025年12月 報告値 |
2025年12月(CCによる3) |
変化(%)3 |
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百万米ドル単位 |
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売上高 |
8,213 |
8,092 |
7,926 |
(3%) |
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その他の収益/収入 |
270 |
240 |
237 |
(12%) |
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総収益/収入 |
8,483 |
8,332 |
8,163 |
(4%) |
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利払い前・税引前・減価償却前利益(EBITDA)5 |
3,238 |
3,130 |
3,101 |
(4%) |
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減価償却費/無形固定資産の償却費(取得した知的財産を除く) |
(321) |
(325) |
(324) |
1% |
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売却に伴う利益 |
(39) |
— |
— |
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利払い・税引前利益(EBIT)5 |
2,878 |
2,805 |
2,770 |
(4%) |
|
純金利費用 |
(222) |
(197) |
(197) |
|
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税金費用 |
(508) |
(537) |
(527) |
4% |
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NPATA2 |
2,148 |
2,071 |
2,046 |
(5%) |
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買収した知的財産の償却 |
(155) |
(168) |
(168) |
(8%) |
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売却に伴う利益 |
39 |
— |
— |
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リストラおよび減損費用 |
— |
(2,060) |
(2,053) |
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上記調整額に対する法人所得税 |
24 |
443 |
441 |
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税引後純利益(NPAT) |
2,056 |
286 |
266 |
(87%) |
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以下に帰属するNPAT2: |
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・CSL Limitedの株主 |
2,074 |
1,946 |
1,923 |
(7%) |
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・非支配株主持分 |
74 |
125 |
123 |
(2%) |
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以下に帰属するNPAT: |
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・CSL Limitedの株主 |
2,007 |
401 |
384 |
(81%) |
|
・非支配株主持分 |
49 |
(115) |
(118) |
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1株当たりNPATA2,1 |
4.29 |
4.03 |
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(6%) |
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中間配当(米ドル) |
1.30 |
1.30 |
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- Attributable to CSL shareholders.
- Underlying NPATA represents the statutory net profit after tax before amortisation of acquired IP and significant non‑recurring items including those related to one‑off restructuring and impairments costs, business acquisitions and disposals.
- Constant currency (CC) removes the impact of exchange rate movements, facilitating the comparability of operational performance. For further detail refer to CSL’s Financial Statements for the Half Year ended December 2025 (Directors’ Report).
- Net debt to EBITDA (based on rolling twelve months to 31 December 2025), excluding impacts from restructuring and impairment costs.
- Excludes the effects of restructuring and impairment costs and acquired IP amortisation (where applicable).
- All figures are expressed in US dollars unless otherwise stated.
- CSL Shareholders may receive their cash dividends in AUD, NZD or USD, provided that they have submitted relevant payment instructions. A mandatory direct credit policy applies to residents of Australia and New Zealand; dividend payments will be withheld in a non‑interest bearing account until payment instructions are received. Residents of the United States will receive a USD cheque if payment instructions are not received. CSL shareholders who do not provide payment instructions, and reside outside of Australia, New Zealand and the United States, will receive an AUD cheque. The interim dividend of US$1.30 per share or equivalent Australian and New Zealand dollar amounts will be fixed based on the exchange rates at the record date of 11 March 2026 and is expected to be paid on 9 April 2026.
- Factors that could cause actual results to differ materially include: the success or otherwise of CSL’s research and development activities; factors affecting CSL’s ability to successfully market and sell new and existing products, including responses by regulatory authorities regarding approval of CSL’s products and regarding label claims, competitive developments affecting CSL’s products, and trade buying patterns; factors affecting CSL’s ability to collect plasma, and difficulties or delays in manufacturing; legislation or regulations affecting the manufacturing, distribution, pricing, or reimbursement of CSL’s products, market access for CSL’s products, environmental protection matters, or tax; litigation or government investigations; fluctuations in interest and currency exchange rates; acquisitions or divestitures; and CSL’s ability to protect its patents and other intellectual property.
- At reported currency.
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お問い合わせ先
CSLベーリング株式会社 コーポレート コミュニケーション
電話:03-4213-0183