CSL Limited 半期業績発表

CSLが 2019年2月13日(現地時間)にオーストラリアで発表したプレスリリースを日本語に翻訳・編集したものです。内容および解釈は原文(英語)が優先します。原文掲載:www.csl.com

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CSLは、免疫グロブリン、専門領域製剤、およびインフルエンザワクチンの各フランチャイズの好業績により、堅調であった前年同期との比較において、2桁成長を継続できました。

前年同期比(2018年12月末を期末とする6ヵ月間 対 前年同期)
• 売上収益45億500万ドル、固定レート(CC)換算2 11%増

要因:
  o 慢性疾患に対する免疫グロブリン製剤の使用が拡大
  o 遺伝性血管性浮腫(HAE)の新しい治療製剤 HAEGARDA®の売上3倍増
  o Seqirus社のインフルエンザワクチンポートフォリオにおける、より高付加価値の4価ワクチンへの移行、およびアジュバント添加インフルエンザワクチンの売上増

• 金利・税金前利益(EBIT) 15億5,300万ドル、CC換算で6%増
• NPAT  11億6,100万ドル、CC換算で10%増
• 1株当たり利益(EPS)2.56ドル、CC換算で10%増
• 中間配当額3 1株当たり0.85ドル、8%増
  o オーストラリアドル換算で、1株当たり中間配当 約1.20ドル、20%増

• 2018/19年度通期税引後純利益は現時点で、CC換算で期初に発表した利益予測
18億8,000万ドル~19億5,000万ドルの上限値近くを予想
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CSL Limited(ASX:CSL; 米国店頭市場:CSLLY)は、2018年12月31日を期末とする6ヵ月間の税引後純利益(NPAT)が7%増、固定レート(CC)換算で10%増の11億6,100万ドルとなったことを発表しました。1株当たり利益(EPS)は7%増、固定レート換算で10%増でした。

CSLの最高経営責任者兼マネジングダイレクターのポール・ペローは以下のように述べています。
「昨年同期が好業績だったにも関わらず、力強い成長を達成することができ、うれしく思います。

免疫グロブリン製剤ポートフォリオは、Privigen®の17%2増、Hizentra®の14%増2と、好業績を達成しました。慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP―進行性の神経疾患)がPrivigen®とHizentra®の新たな適応として承認されたことも需要の伸びをけん引しました。

遺伝性血管性浮腫(HAE)治療製剤であるHaegarda®と血友病B治療製剤であるIdelvion®は、患者さんの生活に変革をもたらすことが期待される製剤であり、需要が高まりました。Haegarda®の売上は3倍、Idelvion®の売上は55%増2となりました。

Seqirusのインフルエンザワクチン事業は計画通り順調に推移しています。同社は3年前に2億ドル超の年間損失を計上しました。季節的要因等により、年間業績が上半期に偏る傾向にあると認識していますが、Seqirusの上半期金利・税金前利益は3億ドル超となりました。Seqirus代表取締役であるGordon Naylorのリーダーシップの下、Seqirusは収益性の回復を実現することができました。Gordon Naylorは、CSLでの31年間にわたるキャリアを経て、今年退任することになりました。後任が決まるまでは引き続きSeqirusを率いる予定です。1987年以来CSLの一員として、長きにわたり組織の発展に貢献し、優れたリーダーシップを発揮してくれたことに対し、感謝したいと思います。」

主要項目

CSLベーリング
• Privigen® 売上 17%増、Hizentra® 売上 14%増、いずれもCC換算
• IDELVION® 売上  CC換算55%増
• Haegarda® 売上  3倍超
• Kcentra® 売上  CC換算19%増

Seqirus
• 季節性インフルエンザワクチン売上  CC換算23%増
• ホリースプリングスにあるインフルエンザ細胞培養施設 がFCC 3.0プロセスの承認取得、将来的に生産能力を拡大
• アメリカにおいて2017/18シーズンインフルエンザ様症状の予防を目的としたFLUCELVAX®のリアルワールドデータで、標準的な鶏卵由来4価インフルエンザワクチンより優れた有効性が示唆
• FLUAD®(アジュバント添加インフルエンザワクチン)売上  2倍超、イギリスで過去最高となる980万ドースを記録

イノベーション
• 皮下注用免疫グロブリン製剤 Hizentra®(20%液状SCIG)がオーストラリアでCIDP適応の承認取得
• 5つの新薬が臨床試験へ
• CSL 112試験(循環器疾患)の被験者登録は順調
• 移植フランチャイズは引き続き拡大

人材および企業文化
• Thomson Reuters(トムソンロイターズ)のタイバーシティとインクルージョンを実践する世界トップ100社にランクイン
• フォーブス誌によるダイバーシティを重んじる全米トップ50社に選出

効率性
• 新たなERPシステム
• メルボルンに研究施設(BIO-21)を新設
• 全製造施設で、将来的な需要に対応するための大規模投資プロジェクトが進行中

 

見通し(2018営業年度 為替レートに基づく)

CSLの業績見通しについて、ポール・ペローは次のように述べています。

「CSLの血漿分画製剤および遺伝子組替え製剤への需要は引き続き堅調です。

血漿採取量については、今後も市場を上回るペースでの供給増を予想しています。今年度中に30~35の血漿採取センターを新設する計画が順調に進んでいます。

Seqirus事業は計画通りに推移していますが、本事業特有の季節変動性を考慮し、下半期には損失を計上することを見込んでいます。

すでに発表している通り、2018/19年度税引後純利益はCC換算で約18億8,000万ドル~19億5,000万ドルの範囲内になると予想しています。今のところ、利益はこの範囲の上限値近辺になると思われます。」

 

当社の2019年度の業績予測を行うにあたり、ガイダンスに重大な影響を与える可能性のあるいくつかの重要な要素について、下記の脚注4に明示します。

詳細情報
CSL の決算内容に関する詳細は、当社4E ステートメント、投資家向け発表スライドおよびウェブキャストをご覧ください。いずれも当社ウェブサイトwww.csl.com に掲載されています。医療用語の説明についてもウェブサイトでご覧いただけます。
詳細については以下にご連絡ください。

Investors:
Mark Dehring
VP Investor Relations
CSL Limited
Telephone: +61 3 9389 3407
Email: mark.dehring@csl.com.au

Media:
Jemimah Brennan
Head of Communications, Asia Pacific
CSL Limited
Mobile +61 412 635 483
Email: jemimah.brennan@csl.com.au

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日本における連絡先:
CSLベーリング株式会社 -CSLグループ会社、CSLベーリングの日本法人
コーポレートコミュニケーション
電話:03-3534-5735  Fax:03-3534-5864

 

グループ業績
米ドル

 

[1] 特に明記しない限り、すべての値は、米ドルです。
[2] 固定レート換算によって為替変動の影響を除き、業績を比較しやすくしています。詳細はCSLの財務レポート(2018年12月までの半期)を参照ください。
[3] オーストラリアの住所が登録されている株主には、最終配当0.85米ドルはオーストラリアの税務上の目的では上乗せされず、2019年4月12日に1.203175豪ドル(換算レート1.4155 / US $ 1.00)、ニュージーランドの住所が登録されている株主には、配当はニュージーランドドル建てで1.264205 ニュージーランドセント(為替レート1.4873ニュージーランドドル/1米ドル)で支払います。使用する為替レートは、配当決定日のものとします。その他の株主には、指定のない限り米ドル建てで支払います。
[4] 実績に大きな変動を与える可能性のある主な要因として、研究開発活動における成功、規制当局の当社製品に対する承認の決定および適応に関する決定、当社製品に影響を与える競合の開発、新製品・既存製品を販売する能力、製造面での困難や遅れ、売買様式や金利および為替レートの変動、製品の製造や物流、価格、償還、市場アクセス、税に影響を与える法律や規制、買収と売却、研究協力、訴訟または政府の査察ならびに CSLの特許およびその他の知的所有権を保護する能力などが挙げられます。
[5] 固定レート換算によって為替変動の影響を除き、業績を比較しやすくしています。詳細はCSLの財務レポート(2018年12月までの半期)を参照ください。