CSL通期決算 純利益19億ドル超達成 [1]

CSLが2019年8月14日(現地時間)にオーストラリアで発表したプレスリリースを日本語に翻訳・編集したものです。
内容および解釈は原文(英語)が優先します。原文掲載:https://www.csl.com

税引後純利益が191,900万ドル、固定レート(CC2換算で17%増、収益はCC[2]換算で11%増となり、CSLにとって堅調な年でした。

○ 免疫グロブリン製剤およびアルブミン製剤における著しい成長

○HaegardaやKcentra などの専門領域製剤に対する患者さんからの高い需要

○血友病ポートフォリオの進展

○Seqirusの好調な売上と利益成長

・1株当たり利益  4.236ドル、CC2換算で16%増

・最終配当[3] 1株当たり1.00米ドル(約1.48豪ドル)

○年間合計配当は1株当たり1.85米ドル増加で、8%増

○オーストラリアドル換算で、年間合計配当は1株当たり約2.68豪ドルで、18%増

・2020年度税引後純利益はCC2換算で約20億5,000万ドルから21億1,000万ドルの範囲になると予想され、2019年度と比較すると約7~10%の増加となります。
この伸びは、中国での新しい販売モデルへの移行に伴う、一時的な影響が考慮されています。


CSL Limited
ASXCSL; 米国店頭市場:CSLLY)は本日、2019630日を期末とする12カ月間の税引後純利益(NPAT)が11%増、固定レート(CC2 換算で17%増の191,900万ドルであったことを発表しました。

CSLの最高経営責任者兼マネジングダイレクターのポール・ペローは次のように述べています。「非常に堅調であった前営業年度に続き、強固な業績を達成できたことを喜ばしく思います。

CSL最大のフランチャイズである免疫グロブリンポートフォリオは、Privigen®23%2増、Hizentra®22%2増と、優れた成果を挙げました。アメリカ市場において、Hizentra®の新たな適応として慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP - 進行性の神経疾患)が承認され、さらにPrivigen®でもCIDP適応が承認されたことが、 需要の伸びをけん引しました。

中国でのアルブミン製剤の売上は、下半期に大幅に回復しました。アルブミン製剤の全売上は、前年比で15%2増となりました。
遺伝性血管性浮腫(HAE)治療製剤であるHAEGARDA®と血友病B治療製剤であるIDELVION®は、患者さんの生活に変革をもたらすことが期待される製剤であり、それが売上にも反映されています。HAEGARDA®の売上は61%2増、IDELVION®の売上は40%2増となりました。

Seqirus社のインフルエンザワクチン事業は戦略通り実施され、差別化された製品ポートフォリオと製造工程の刷新により、存在感を発揮しています」


主要項目

CSLベーリング

  • Privigen® 23%2増、Hizentra® 売上22%2

  • アルブミン製剤 売上15%2

  • IDELVION® 売上40%2

  • HAEGARDA® 売上61%2

  • Kcentra® 売上14%2


Seqirus

  • 季節性インフルエンザワクチン売上19%2

  • FLUAD® 売上2倍超

  • FLUCELVAX® 有効性に関する確固たるリアルワールドデータ(細胞培養由来のインフルエンザワクチン)
     

イノベーションと研究開発

  • CSL112(心血管疾患) III相臨床試験 進行中

  • CSL312  II相臨床試験HAE被験者登録

  • AATによるGVHD予防を目的とした、CSL964  II/III相臨床試験 開始

  • Hizentra® Privigen® 日本でCIDP承認取得

  • Hizentra® オーストラリアでCIDP承認取得

  • 初期段階ポートフォリオの順調な進捗

人財と企業文化

  • CSLが、Thomson Reuters (トムソンロイターズ)のタイバーシティとインクルージョンを実践する世界トップ100社にランクイン

  • 社員数 25,000 前年度比13%

    • 全社員の57%が女性

  • 主要リーダーシップ着任

    • Paul McKenzie – 最高執行責任者Chief Operating Officer

    • Anjana Narain – Seqirus エグゼクティブバイスプレジデント(EVP 兼ジェネラルマネジャー(GM

効率性

  • グローバル全体で新たなEnterprise Resource Planningシステムを導入

  • メルボルンに研究施設(Bio21)を新設

  • 全製造施設で、将来的な需要に対応するための主要投資プロジェクトが進行中

  • アメリカに30ヵ所の血漿採取センターを新設

 

見通し2019営業年度 為替レートに基づく)

CSLの業績見通しについて、ポール・ペローは次のように述べています。「CSLの血漿分画製剤および遺伝子組換え製剤への需要は引き続き堅調です。血漿採取量については、今後も市場を上回るペースでの供給増を予想しており、2020年度中に約40ヵ所の血漿採取センターを新設する予定です。

6月にも発表しました通り、CSLは、主要市場のグローバルオペレーティングモデルと一致するよう、中国の販売モデルを移行しますので、投資家の皆さんはご留意ください。これにより、2019/20年度のアルブミン製剤の売上に一時的に影響が出る可能性があり、約3億4,000万~3億7,000万ドルの減収を見込でいます。

Seqirusの事業は、製品の差別化と生産工程の改善により引き続き順調に推移し、予測通りの達成を見込んでいます。

2019/20年度税引後純利益は、固定レート換算で約20億5,000万ドルから21億1,000万ドルの範囲になると予想しており、2018/19年度との比較では約7~10%の増加となると思われます。この伸びは、中国での新たな販売モデル移行による、一時的な影響が考慮されています。」

当社の2019/20年度の業績予測を行うにあたり、ガイダンスに重大な影響を与える可能性のあるいくつかの重要な要素について、下記の脚注[4]に明示します。

 

詳細情報

CSLの決算内容に関する詳細は、当社4E ステートメント、投資家向け発表スライドおよびウェブキャストをご覧ください。いずれも当社ウェブサイトwww.csl.comに掲載されています。医療用語の説明についてもウェブサイトでご覧いただけます。 詳細については下記までご連絡ください。

 

Investors:
Mark Dehring
VP Investor Relations

CSL Limited

Telephone: +61 3 9389 3407
Email: mark.dehring@csl.com.au 


Media:
Christina Hickie
Senior Manager Communications
CSL Limited
Mobile +61 417 130 420
Email: christina.hickie@csl.com.au


® CSLまたはその関連会社の登録商標

****************************

日本における連絡先:

CSLベーリング株式会社 CSLグループ会社、CSLベーリングの日本法人

コーポレートコミュニケーション

電話:03-4213-0183 Fax03-4213-0216


グループ業績

米ドル

6月末通期決算

(単位:百万米ドル)

 

6

2018

報告値

6

2019

報告値

6

2019

CC[5]

 

変動

%

 

 

 

 

 

売上

7,588

8,205

8,418

11%

その他の収入

327

333

339

 

総収入

7,915

8,539

8,757

11%

 

 

 

 

 

EBITA(金利・税金・償却前利益)

2,677

2,879

2,960

11%

減価償却費

(297)

(375)

(381)

 

EBIT(金利・税金前利益)

2,380

2,504

2,579

8%

支払利息

(99)

(163)

(113)

 

税金費用

(552)

(422)

(450)

 

税引後純利益

1,729

1,919

2,015

17%

 

 

 

 

 

合計配当(米ドル)

EPS(米ドル)

1.72

3.822

1.85

4.236

 

4.449

8%

16%



 

[1] 数値は全て、別途記載のない限り米ドルです。

[2]  固定レート(CC)換算によって為替変動の影響を除き、業績を比較しやすくしています。詳細は20196月を期末とするCSLの財務レポート(Directors’ Report)をご参照ください。

[3]オーストラリアの住所が登録されている株主には、1株当たりの最終配当1.00米ドル(約1.48豪ドル)はオーストラリアの税務上の目的では上乗せされず、20191011日に支払われます。ニュージーランドの住所が登録されている株主には、1株当たりの最終配当1.00米ドル(約1.55ニュージーランドドル)は20191011日に支払われます。為替レートは基準日である2019911日のものとします。その他の株主には、指定のない限り米ドル建てで支払います。CSLでは株主に対し、米国の銀行口座への直接振込により米ドル建てで配当支払いが受けられる機会も提供しています。

[4] 実績に大きな変動を与える可能性のある主な要因として、研究開発活動における成功およびタイミング、規制当局の当社製品に対する承認の決定および適応に関する決定、当社製品に影響を与える競合の開発、新製品・既存製品を販売する能力、製造面での困難や遅れ、売買様式や金利および為替レートの変動、製品の製造や物流、価格、償還、市場アクセス、税に影響を与える法律や規制、買収と売却、研究協力、訴訟または政府の査察ならびにCSLの特許およびその他の知的所有権を保護する能力などが挙げられます。

[5] 固定レート換算によって為替変動の影響を除き、業績を比較しやすくしています。詳細については2019年6月を期末とするCSLの財務レポート(Directors’ Report)をご参照ください。