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CSLベーリング 4月17日 『世界血友病デー』 に賛同

CSLベーリング株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:ジャン・マルク モランジュ)は、血友病などの出血性疾患の患者さんの生活の質の向上を願い、世界血友病デーの趣旨に賛同いたします。

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Japan — 2018.04.13

報道関係 各位

CSLベーリング株式会社

CSL ベーリング 4月17日 『世界血友病デー』 に賛同

CSLベーリング株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:ジャン・マルク  モランジュ)は、血友病などの出血性疾患の患者さんの生活の質の向上を願い、世界血友病デーの趣旨に賛同いたします。

世界血友病連盟(WFH)が推進する世界血友病デーは、血友病やその他の先天性出血性疾患に関する世界的な認知度向上のために設定された日です。

CSLベーリングは、患者さんやご家族の生活の質を高めることを願い、患者さんのライフステージごとの課題に関する啓発資材の作成などをはじめ、様々な活 動を行っております。今年、日本においては、CSLベーリング社員が世界血友病デーのテーマカラーである「赤色」の風船を掲げることで、世界血友病デーの 趣旨への賛同を表明しました。

また、CSLベーリングは、一般社団法人日本血栓止血学会が、2017年に新設した海外留学助成制度を継続して支援いたします。
この海外留学助成制度は、研究者の海外研究留学を推進し、日本の血友病などの出血性疾患、あるいは血栓・線容系疾患の病態解明・治療の進歩を図ることを目 的としたもので、毎年1名に対し、渡航費および滞在費1年分として400万円の助成金が授与されます。
2017年に募集が開始され、現在までに第1回(2017年度)、第2回(2018年度)の海外留学助成受賞者が決定しました。
本留学助成金制度に関する詳細 : http://www.jsth.org/

World Hemophilia Day 2018

CSLベーリング株式会社は、2016年に血友病治療領域で会社として初めての製剤となる、血友病B治療薬「イデルビオン®」、さ らに、2017年12月には血友病A治療薬「エイフスチラ®」を上市致しました。また、上述の留学助成制度などを通して、日本の医 療を担う若手研究者の育成や知見の進展などを支援してまいります。
今後も患者さんのアンメットニーズに貢献するイノベーションを促進し続けるとともに、これらの活動を通じて、患者さんの生活の質の向 上や、社会における血友病などの出血性疾患の患者さんに対する理解の深まりに寄与することを目指してまいります。


■米国本社の活動
CSLベーリングの親会社である米CSLベーリング(本社)は、WFH(世界血友病連盟)のGlobal Alliance for Progress(GAP:血友病治療の発展のための国際同盟)プログラムのために、血友病Aの治療に使われる製剤を1,000万単位以上提供しました。
GAPプログラムは、ベトナムやカメルーンなど開発途上国における出血性疾患の診断と治療の向上に取り組んでいます。

今回の血液凝固因子製剤の寄付は、2016年から2018年の3年間にわたって、さまざまな出血性疾患治療製剤の中から1種類以上の製品をWFHに提供す るというCSLベーリングの約束の一環として実施されています。

CSLベーリングのコマーシャルデベロプメント血液凝固因子製剤ヘッド、Jens Oltroggeは、「患者さんのニーズを理解し治療へのアクセスを向上させることは、出血性疾患コミュニティに対するCSLベーリングの約束の一環で す。WFHは人道支援プログラムを通じて患者さんの生活の向上に貢献し続けています。今年も血友病デーを迎えるにあたり、必要な製剤への患者さんのアクセ スを確保するというWFHの使命を引き続き支援できることを、うれしく思います」と述べています。
米国本社のプレスリリース(英文): https://www.cslbehring.com/newsroom/20180412-world-hemophilia-day

【一般社団法人日本血栓止血学会について】
一般社団法人日本血栓止血学会(JSTH)は、1978年4月に設立され、約1200名の基礎系・臨床系の医学研究者および薬学、理学系研究者からなる学 会です。
生体防御の一環として重要な止血機構と心筋梗塞や脳梗塞などの病因である血栓症を基礎から臨床まで幅広く研究しています。
日本国内での食生活の欧米化ならびに高齢社会を迎えて虚血性心疾患や脳血管障害などの血栓性疾患が著しい増加傾向にあり、その病因病態の解明、治療、予防 などを目標としています。
JSTHのウェブサイト http://www.jsth.org/

【世界血友病連盟について】
世界血友病連盟(WFH)は、50年以上にわたり血友病やその他の先天性出血性疾患の患者さんの生活の質の改善のために活動している国際的な非営利団体で す。1963年に創設され、世界134カ国の患者団体から成る世界的なネットワークであり世界保健機関(WHO)の公認団体です。 WFHのウェブサイト www.wfh.org

【GAPプログラムについて】
GAP:Global Alliance for Progress(血友病治療の発展のための国際同盟)プログラムは2003年にスタートした医療の発展を目指したプロジェクトで、現在は第2フェーズ (2013~2022年)を迎えています。GAPプログラムの最重要目標は、出血性疾患と判明/診断される人の数を世界全体で5万人以上増やし、その新た に診断を受けた人の50%は世界で最も貧しい国の人々となるようにすることです。米CSLベーリングはプログラムのスポンサーとしてWFHのGAPプログ ラムを支援しています。

【CSLベーリング (CSL Behring LLC) について】
CSLベーリングは、世界でも最大規模の血漿採取ネットワーク(CSL Plasma)を運営し、血漿分画製剤を主軸とする生物学的製剤のグローバルリーダーです。未だ解決されていない患者さんのニーズに応えるため、最新のテ クノロジーに基づき、血液凝固疾患、原発性免疫不全症候群、遺伝性血管性浮腫、遺伝性呼吸器疾患、神経系疾患などの治療に用いられる革新的な製剤を開発、 提供しています。また、CSLベーリングの製品は、心臓手術、臓器移植、やけど、新生児の溶血性疾患の予防などにも広く使用されています。
CSLベーリングの親会社であるCSL(CSL Limited 、ASX:CSL)はオーストラリア、メルボルンに本社を置き、CSLグループ全体で従業員20,000人を擁し、世界60ヵ国以上で救命に寄与する製剤 をお届けしています。
http://www.cslbehring.com

【CSLベーリング株式会社(日本法人)について】
CSLベーリング株式会社は、生物学的製剤のグローバル企業であるCSLベーリング(本社:アメリカ)の日本法人です(本社:東京都江東区、代表取締役社 長:ジャン・マルク モランジュ)。血友病領域、免疫・希少疾患領域、救命救急・止血領域、を主要領域としています。
2016年に血友病治療領域に参入し、高いトラフ値を保ちながら、2週間に一度の定期補充療法を可能にした血友病B治療薬「イデルビオン®」 を上市しました。2017年12月より2週間処方制限が解除され、患者さんの生活の質のさらなる向上に寄与することが期待されます。血友病領域では、さら に、2017年12月に国内初のシングルチェーン製剤である血友病A治療薬「エイフスチラ®」を発売致しました。
2017年9月には、ビタミンK拮抗薬服用中の患者さんの出血傾向を是正することを目的とした、日本で初めてとなる静注用人プロトロンビン複合体製剤「ケ イセントラ®」を発売しました。
遺伝性血管性浮腫(HAE)の発作の治療に使われる、C1-インアクチベーター製剤「ベリナート®」について、2017年3月に、 歯科治療など侵襲を伴う処に際し短期予防的な投与を可能とする適応追加が承認されました。
2018年4月、手術時の組織接着・閉鎖に用いる、シート状生物学的組織接着・閉鎖剤「タコシール®組織接着用シート」に、従来の フラットタイプ3規格(レギュラー、ハーフ、スモール)の他に、鏡視下での使用に適したロールタイプが、新たな選択肢として追加されました。
CSLベーリングは、世界標準の安全性を備えた、革新性の高い製剤の安定的な供給を通して、日本の医療に、ひいては患者さんやご家族の生活の質の更なる向 上に貢献してまいります。
http://www.cslbehring.co.jp


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お問い合わせ先
CSLベーリング株式会社 コーポレート コミュニケーション
電話:03-3534-5735 Fax:03-3534-5864