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CSL 通期決算 純利益17億ドル達成

Japan — 2018.08.15

CSLが 2018年8月15日(現地時間)にオーストラリアで発したプレスリリースを日本語に翻訳・編集したものです。内容および解釈は原文(英語)が優先します。原文掲載:http://www.csl.com/





2018年8月15日
CSL 通期決算 純利益17億ドル達成1

CSL Limited(ASX:CSL; 米国店頭市場:CSLLY)は、2018年6月30日を期末とする12カ月間の税引後純利益(NPAT)が29%増、固定レート(CC)2  換算で28%増の17億2,900万ドルと発表しました。1株当たり利益(EPS)は30%増、固定レート換算で29%増でした。

CSLの最高経営責任者兼マネジングダイレクターのポール・ペローは次のように述べています。「5月に提供したガイダンスを若干上回る29%増という堅調 な純利益をご報告でき、嬉しく思います。

この堅調な結果は、戦略目標の遂行と患者さん志向の姿勢を徹底した社員の努力によるものです。当年度の達成を誇りに思い、今後も努力を継続してまいりま す。

当年度は、遺伝性血管性浮腫(HAE)の患者さんのための革新的な製剤であるHaegarda®を上市しました。また、世界中で販 売しているIDELVION®は、血友病B患者さんの新たな標準治療となりつつあります。Privigen®が アメリカで、Hizentra®がアメリカとヨーロッパで新たな適応を取得したことにより、末梢神経障害である、慢性炎症性脱髄性 多発根神経炎(CIDP)の患者さんへ、利便性の高い治療製剤を提供できています。

原料血漿の供給の逼迫が、当年度は業界を通じての課題でした。CSL Plasmaはアメリカ国内に27の血漿採取センターを新たに開設しました。これは業界屈指の増加率です。CSLは現在、世界で206の血漿採取センター を運営しています。

Seqirusは、設立されて以来、わずか3年で収益性を回復するという目標を達成しました。独自の細胞培養技術を用いた季節性インフルエンザワクチンを 生産するホーリースプリングスでは、当季のアメリカ市場向けFLUCELVAX®QUADRIVALENTの生産量が前年の4倍と なりました。今後も生産能力のさらなる向上を目指し、プロセス改善を継続していきます。
希少疾患や重篤な症状を持つ患者さんに最善の治療法を提供するために、私たちは革新性の追求に注力しています。当年度はCalimmune社を買収し、遺 伝子療法の基盤を備えることができました。移植領域におけるフランチャイズも進展し、心血管疾患関連製剤CSL112の第Ⅲ相試験が開始されました。順調 に推進していくことができれば、これらの新しい治療法は今後のCSLの成長を牽引することが見込まれます。」

    
主要項目
    
財務関連
  • 収益79億1,500万ドル、CC2 で11%増
  • 金利・税金前利益(EBIT)23億8,000万ドル、CCで33%増
  • 税引後純利益 (NPAT)17億2,900万ドル、CCで28%増
  • 営業活動によるキャッシュフロー(CFO)19億200万ドル、53%増
  • 1株当たり利益(EPS) 3.82ドル、CCで29%増
  • 今年度の合計配当額3   1株当たり1.72ドル 、26%増


事業関連
CSLベーリング
  • Privigen®の売上、CCで13%増 Hizentra®の売上、CCで12%増
  • IDELVION®は急速に血友病B患者さんの標準治療薬になりつつある
  • 専門領域製剤の売上、CCで24%増
  • 特にKcentra®の成長の継続、遺伝性血管性浮腫患者さん向けのHAEGARDA®が極め て堅調であることが主要要因
  • オプション行使により、中国の血漿分画製剤メーカーの所有権を完全取得

Seqirus
  • 季節性インフルエンザワクチンの売上、CCで53%増
  • ホーリースプリングスの細胞培養施設の生産高、前年度比4倍増
  • アジュバント添加インフルエンザワクチンFLUAD®(65歳以上対象)の売上、142%増

イノベーション
  • 静注用人免疫グロブリン製剤Privigen®(10%液状IVIG)、アメリカでCIDP適応の承認取得
  • 皮下注用人免疫グロブリン製剤Hizentra®(20%液状SCIG)、アメリカとヨーロッパでCIDP適応の承認 取得
  • 独自の幹細胞遺伝子治療プラットフォーム – Calimmune社の買収
  • 移植領域フランチャイズの拡大 - Vitaerisと提携
  • ハイリスク患者さんの心血管イベント抑制効果を調査する、CSL112の第III相試験を開始

人材と企業文化
  • 世界優良企業50社入り(『フォーブス』Forbes Magazine)
  • 従業員数が22,220人に、前年度比15%増

効率性
  • アメリカで27の血漿採取センターを新たに開設
  • 全製造施設で、将来的な需要に対応するための大規模投資プロジェクトが計画通り進行中


見通し (2018営業年度為替レートに基づく)

CSLの業績見通しについて、ポール・ペローは次のように述べています。「今後もCSLの血漿分画製剤および遺伝子組換え製剤への堅調な需要を予測してい ます。

血漿分画製剤が付加価値の高い製品構成に移行し、専門領域製剤と遺伝子組換え製剤が成長することから、引き続き利益拡大を見込んでいます。血液凝固第 VIII因子製剤市場は新規製剤の参入により、今後も競争が激しくなるでしょう。

血漿採取量は今後も市場のペースを上回る予想ですが、この重要な原料血漿の供給は制限要因となり得ます。2019年度には30~35の血漿採取センターを 新設する計画で、若干の血漿コスト増が、全体的な利益成長を緩やかにすると予想しています。

Seqirusは計画通りの進捗を見込んでいます。

CSLグループの2019年度税引後純利益は現在のところ、固定レート換算で約18億8,000万ドルから19億5000万ドルの範囲になると見込まれて います。これは、2018年度から10~14% 増の成長となります。」

当社の2019年度の業績予測を行うにあたり、ガイダンスに重大な影響を与える可能性のあるいくつかの重要な要素について、下記の脚注 に明示します。


詳細情報
CSL の決算内容に関する詳細は、当社4E ステートメント、投資家向け発表スライドおよびウェブキャストをご覧ください。いずれも当社ウェブサイトwww.csl.com.au に掲載されています。医療用語の説明についてもウェブサイトでご覧いただけます。
詳細については以下にご連絡ください。

Investors: Media:
Mark Dehring
Jemimah Brennan
Head of Investor Relations Head of Communications, Asia Pacific
CSL Limited CSL Limited
Telephone: +613 9389 3407  Mobile +61 412 635 483
Email: mark.dehring@csl.com.au Email: jemimah.brennan@csl.com.au

® CSLまたはその関連会社の登録商標

****************************
日本における連絡先:
CSLベーリング株式会社 -CSLグループ会社、CSLベーリングの日本法人
コーポレートコミュニケーション
電話:03-3534-5735 Fax:03-3534-5864



グループ業績
米ドル


6月末通期決算
(単位:百万米ドル)  
Jun
2017

報告値
Jun
2018
報告値
Jun
2018
CC6
変動
%





売上
 その他収入
総収入
6,616
331
6,947
7,588
327
7,915
7,394
323
7,717
12%

11%

 


EBITDA (金利・税金・償却前利益) 2,058
2,677
2,646
29%
減価償却費 (279) (297)
(288)

EBIT(金利・税金前利益) 1,779
2,380
2,358
33%
買収関連費用
(10)
0
0

支払利息 (79)
(99)
(98)

税金費用 (353)
(552)
(547)
 
税引後純利 益
1,337
1,729
1,713
28%





合計配当(米ドル)
EPS(米ドル)
1.36
2.937
1.72
3.822

3.786
26%
29%



1 数値は全て、別途記載のない限り米ドルで表記しています。
2 固定レート換算によって為替変動の影響を除き、業績を比較しやすくしています。詳細はCSLの財務レポート(Director’s Report)を参照ください。
3 オーストラリアの住所が登録されている株主には、最終配当0.93米ドルはオーストラリアの税務上の目的では上乗せされず、2018年10月12日に 1.278192豪ドル(換算レート1.3744 / US $ 1.00)、ニュージーランドの住所が登録されている株主には、配当はニュージーランドドル建てで1.408671ニュージーランドセント(為替レート 1.5147ニュージーランドドル/1米ドル)で支払います。使用する為替レートは、配当決定日のものとします。その他の株主には、指定のない限り米ドル 建てで支払います。
4 2018年度のみ3200万ドルを売上原価にプラス調整しています。
5 実績に大きな変動を与える可能性のある主な要因として、研究開発活動における成功およびタイミング、規制当局の当社製品に対する承認の決定および適応に関 する決定、当社製品に影響を与える競合の開発、新製品・既存製品を販売する能力、製造面での困難や遅れ、売買様式や金利および為替レートの変動、製品の製 造や物流、価格、償還、市場アクセス、税に影響を与える法律や規制、買収と売却、研究協力、訴訟または政府の査察ならびにCSLの特許およびその他の知的 所有権を保護する能力などが挙げられます。
6 固定レート換算によって為替変動の影響を除き、業績を比較しやすくしています。詳細はCSLの財務レポート(Director's Report)を参照ください。